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ニュアンスネイルとは?特徴やデザインカタログ、手順などを解説!

気持ちやテンションを高めてくれるジェルネイルは、お気に入りのデザインを楽しみたいですよね。とくにトレンドに敏感な人は、人気があるネイルデザインを取り入れたいものでしょう。そのような人たちにおすすめなのが、「ニュアンスネイル」と呼ばれるネイルデザインです。

 

ニュアンスネイルを耳にしたことはあるものの、どのようなネイルデザインかわからない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ニュアンスネイルの特徴やデザインカタログ、さらにはセルフでニュアンスネイルを行う方法まで解説します。

 

おしゃれなネイルデザインを知りたい人や雰囲気のあるネイルが好きな人、ニュアンスネイルをセルフでやってみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ニュアンスネイルとは

マーブル状のカラーや、何色か表現できない抽象的なカラーを使ったネイルデザインを見たことはないでしょうか。これらのネイルデザインは、ニュアンスネイルと呼ばれるネイルデザインです。

 

ニュアンスネイルとは、曖昧なカラーが特徴的なネイルのことを指します。「ニュアンス」には、フランス語で色の明度・彩度・色相の微妙な変化の表れという意味があるのです。この語源通り、さまざまなカラーが絶妙に混ざり合っているデザインのネイルを、ニュアンスネイルといいます。

 

ニュアンスネイルには、これといった定義は正しく定まっていません。そのため、好きなカラーやパーツを使って、好きなようにデザインできます。デザインが完全に同じになることが少ないネイルデザインのため、個性的なネイルデザインが好みの人にもおすすめのデザインです。

 

ニュアンスネイルは、ジェルネイルだけでなくマニキュアでも作れます。記事の後半では、セルフネイルでニュアンスデザインを作る方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

ニュアンスネイルの特徴

ニュアンスネイルには決まった定義がないものの、以下の3つの特徴があるとされています。

 

  • 儚げで曖昧なデザイン
  • いくつものカラーが合わさっている
  • 自由度が高い

 

SNSを通じて、このようなデザインのネイルを見たことのある人も多いのではないでしょうか。それぞれの詳しい特徴を紹介します。

 

ニュアンスネイルの特徴①:儚げで曖昧なデザイン

「ニュアンス」という言葉のとおり、ぽわっとしたような儚げで曖昧なデザインが大きな特徴です。通常のネイルはムラが出ないように塗るのが基本ですが、ニュアンスネイルはわざとムラを出して曖昧さを表現する手法がとられます。一言ではいい表せない複雑なデザインが、ニュアンスネイルの大きな魅力なのです。

 

儚げで曖昧なデザインを表現するために、ニュアンスネイルではくすんだカラーリングを使うのが主流といえます。これといってカラーは決まっていないので、好みに合わせたカラーを選ぶことが可能です。くすんだカラーは肌馴染みが良いため、自分に似合うカラーを選ぶのもいいでしょう。

 

ニュアンスネイルの特徴②:いくつものカラーが合わさっている

ニュアンスネイルは、ワンカラーや一般的なグラデーションではなく、2色以上のカラーで色の移り変わりを楽しむネイルです。いくつものカラーを複雑に組み合わせることで、ニュアンスネイルの大きな特徴である儚げで曖昧なカラーが叶います。色の数が多ければ多いほど、曖昧さをさらに表現できるのです。

 

カラーの組み合わせ方はさまざまで、クリアベースに複数のカラーを乗せたり、同色系のカラーで濃淡を出したり、マーブルにしたり、ラフに重ねたりなど、細かなルールは決まっていません。自分の好きなやり方で好きなカラーを楽しめるのが、ニュアンスネイルの特徴の一つです。

 

ニュアンスネイルの特徴③:自由度が高い

ニュアンスネイルは定義が決まっていないため、デザインの自由度が高いのも特徴です。上記で紹介した2つの特徴が含まれていれば、どのようなデザインでもニュアンスネイルになり得ます。

 

たとえば、片手がワンカラーで片手が複数のカラーを組み合わせたアシメデザインや、トレンドのマグネットネイルを組み合わせたデザインなどです。爪の一部が儚げで曖昧なデザインであれば、ニュアンスネイルと呼ばれます。そのため、何回でも飽きずに楽しめるのが魅力の一つです。

 

アートに関しても自由度が高く、トップに水滴のようなクリアをトッピングしたり、ゴールドの細ラインを入れたりと自由自在に楽しめます。パーツには直線的なものでなく、丸みを帯びたものを使うことで、さらにニュアンス感がプラスされるのです。フレンチネイルなどのライン使いも、曖昧なラインにすると個性的な雰囲気が演出できます。

 

ニュアンスネイルのデザインカタログ

ここからは、実際にニュアンスネイルのデザインを見ていきましょう。ニュアンスネイルに興味がある人は、紹介する7つのデザインを参考にしてみてください。

 

ニュアンスネイルのデザイン①:大人っぽいナチュラルなデザイン

ニュアンスネイルで大人っぽさを表現したい場合は、ベージュやブラウン、ホワイトなどの落ち着いたカラーを選びましょう。このデザインは、クリアベースにホワイトとオレンジブラウンのカラーをマーブル調に組み合わせており、大人っぽさの中にも透明感があるナチュラルなデザインに仕上がっています。

 

爪先にゴールドのパーツをつけることで、さりげないおしゃれ感もプラスしていますね。まっすぐではなく、少し癖のある形にしているのもポイントです。

 

ニュアンスネイルのデザイン②:左右でデザインが違うアシンメトリーなデザイン

自由度の高いニュアンスネイルは、左右でカラーを変えるアシンメトリーデザインもおすすめです。どちらも同じニュアンス感を出すことで、アシンメトリーではあるものの統一感のあるデザインが叶います。クリアベースに同色カラーでニュアンス感を作っているため、艶があってちゅるんと感が可愛いデザインのネイルです。

 

ニュアンスネイルのデザイン③:光の当たり方で見え方が変わるデザイン

3つめに紹介するニュアンスネイルデザインは、トレンドのマグネットネイルを組み合わせたものです。ラメのような質感のマグネットネイルは、部屋のライトや日光など光の当たり方によって見え方が変わります。儚げで曖昧なデザインが特徴のニュアンスネイルは、さまざまな見え方ができるマグネットとの相性が抜群です。

 

ニュアンスネイルのデザイン④:春におすすめの暖色系デザイン

春ネイルには、ピンクやイエローなど暖色系のカラーリングがおすすめです。とくにピンクは、ベージュを混ぜたピンクベージュやくすんだ色味のダスティピンク、オーロラ風のピンクなどさまざまな雰囲気のカラーがあります。好みやお洋服に合わせて、好みのカラーを選びましょう。

 

ニュアンスネイルのデザイン⑤:夏におすすめの爽やかなデザイン

夏にニュアンスネイルを楽しみたいなら、爽やかな寒色系やクリアベースのカラーリングやデザインを選びましょう。ブルーなどの寒色系にホワイトを混ぜることで、爽やかかつ上品なデザインを楽しめます。

 

夏でも暖色カラーが使いたい人は、オレンジや黄色を使うことで、ひまわりのようにフレッシュでパワフルな印象を与えることが可能です。シェルやホログラムなどのパーツを使って透明感をプラスすることで、夏っぽさが強まりますよ。

 

ニュアンスネイルのデザイン⑥:秋におすすめの温かみがあるデザイン

秋ネイルにおすすめなのが、温かみのあるブラウンやベージュのカラーリングです。ゴールドのパーツと組み合わせることで、さらに秋感をプラスできます。ニュアンスネイルとして人気の高いべっ甲ネイルも、秋にはとくにおすすめです。クリアベースに色を乗せることで、ちゅるんとしたネイルが叶います。

 

ニュアンスネイルのデザイン⑦:冬におすすめの寒色系デザイン

冬ネイルには、グレーやホワイトなど色味の少ない寒色系のカラーを使ったニュアンスネイルがおすすめです。このデザインのようにオーロラのようなネイルデザインにすると、さらに洗練された印象を与えられます。ベージュとグレーを混ぜた大理石ネイルも、冬にはとくにおすすめのデザインです。

 

ニュアンスネイルの手順

ニュアンスネイルは、プロのネイリストだけでなく、セルフネイルでも作れるデザインです。「ネイルサロンに行く時間がない!」「ネイルサロンに行くのが面倒…」という人は、自分でニュアンスネイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

ニュアンスネイルの手順は以下の4ステップです。

 

  • STEP1:ベースを整える
  • STEP2:パレットのように色を爪の上で重ねる
  • STEP3:アートやパーツなどを施す
  • STEP4:トップコートを塗る

 

マニキュアでできるので、UVライトなどジェルネイルに必要なアイテムがなくても問題ありません。それぞれの手順の詳しい内容を見ていきましょう。

 

ニュアンスネイルの手順①:ベースを整える

ニュアンスネイルを始める前に、まずは自爪のケアから始めましょう。ポリッシュがきれいに乗るように、ニッパーで甘皮を処理し、爪の長さや形を好みのものに整えます。爪の長さや形を整えるのは、爪切りではなくネイルファイルがおすすめです。自爪に与える衝撃が少ないため、負担を減らせますよ。

 

爪の形を整えたら、ベースコートを塗っていきます。ベースコートには、カラー持ちを良くする効果や自爪への色移りを防止する役割があるのです。ネイルポリッシュの定着率も高くなるため、ネイルポリッシュの前には必ずベースコートを塗りましょう。

 

ニュアンスネイルの手順②:パレットのように色を爪の上で重ねる

ベースコートがしっかり乾いたら、ネイルポリッシュを使ってカラーを重ねていきます。爪をパレットに見立てて、好みの色を好きなように重ねていきましょう。セルフネイルに慣れていない場合は、最初は色数が少ないシンプルなデザインがおすすめです。

 

ポリッシュを塗る際は、爪の中央、右側、左側と順番に塗っていくのがおすすめといえます。根本にしっかり筆を置き、力を入れずにふんわりと筆を手前に引くときれいに塗れますよ。時間をかけるとポリッシュが乾いてしまうので、中央が塗れたら手早く両サイドを塗っていきましょう。

 

カラーポリッシュは、筆全体にポリッシュがついていると塗りにくいため、フチを使って塗布量を調節するのが重要です。筆の片面にだけ半分ぐらいカラーがある状態になるよう、その都度量を調整します。

 

ニュアンスネイルの手順③:アートやパーツなどを施す

カラーポリッシュが乾いたら、アートやパーツを乗せていきます。ただし、カラーネイルだけでもおしゃれなニュアンスネイルは叶いますよ。さらに個性が欲しい人や、華やかなデザインにしたい人はこのステップを試してみてください。

 

セルフネイルでも、トップコートを使うことでパーツを乗せられます。ドラッグストアやネイルショップにさまざまなパーツがあるため、興味のある人はチェックしてみてください。

 

ニュアンスネイルの手順④:トップコートを塗る

ニュアンスネイルのデザインが完成したら、仕上げにトップコートを塗りましょう。トップコートにはツヤ出しやネイルデザインを保護する目的があり、衝撃でネイルがすぐに剥がれるのを防ぐ役割があります。ニュアンスネイルの仕上がりをさらに良くしたい場合は、トップコートはマストアイテムです。

 

トップコートは、カラーポリッシュが完全に乾いたあとで塗りましょう。筆にたっぷりとトップコートをとり、根本から表面を滑らせるように塗っていきます。

 

まとめ

ニュアンスネイルとは、何色か表現できない抽象的なカラーが特徴的なネイルデザインのことです。細かい具体的な定義はありませんが、3つの特徴があります。

 

  • 儚げで曖昧なデザイン
  • いくつものカラーが合わさっている
  • 自由度が高い

 

自由度が高いネイルのため、さまざまなデザインを楽しめるのも魅力の一つです。今回紹介した7つのデザインのように、好みのスタイルにあったデザインを選べます。

 

ニュアンスネイルは、以下のステップでセルフネイルも可能です。

 

  • STEP1:ベースを整える
  • STEP2:パレットのように色を爪の上で重ねる
  • STEP3:アートやパーツなどを施す
  • STEP4:トップコートを塗る

 

ネイルサロンの場合もセルフネイルの場合も、ニュアンスネイルを自由自在に楽しみましょう。

 

お住まいの近くにある店舗を、是非ご確認下さい。

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