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ネイルオイルの効果とは?使い方やハンドクリームとの違いをご紹介!

ネイルのお手入れ法を調べていて、「ネイルオイル」というワードを目にすることはありませんか。ジェルネイルなどをした後には、「ネイルオイルでケアをする」という工程もあります。

 

最近は100円ショップでも購入できるネイルオイルですが、どういった効果があるのか、どのように使えばいいのか分からないという方も多いです。

 

そこで今回は、ネイルオイルの効果や使い方、ハンドクリームとの違いについて解説しますので、ネイルケアをする際の参考にしてみてください。

 

ネイルオイルとは

 

ネイルオイルとは、爪や爪の根元などをケアするための専用アイテムです。あまり意識しないかもしれませんが、爪や爪の根元は肌と同じタンパク質でできています。そのため、湿度の影響で乾燥しやすく、二枚爪やささくれなどのトラブルが起こりやすいです。

 

ネイルオイルには油分がたっぷり含まれているので、乾燥しやすい指先に塗布することで、指先のうるおいを保つ効果を得られます。乾燥からキューティクルを守ることで新しく生成される爪のコンディションが整い、健康な爪の生成に役立ってくれます。

 

香りがついていたり、デザイン性の高い商品が発売されていたりするので、最近ではネイルのケアに活用している人が多いです。

 

ネイルオイルの効果

ネイルオイルに馴染みがない場合、使う必要性を感じないかもしれません。しかし、ネイルオイルには爪やネイルの保護、リラックス効果などがあります。ここでは、具体的にどういった効果があるのか解説していきます。

 

保湿効果が高い

ネイルオイルには、高い保湿効果が期待できます。オイルといってもテクスチャが柔らかいので、爪と皮膚の間にすばやく浸透して、乾燥から爪やキューティクルを守ってくれます。

 

爪や爪周りはあまり乾燥を感じないかも知れませんが、実は大変ダメージを受けやすいです。ダメージを受けると、爪がかけたり二枚爪になったり、爪が痩せて縦筋ができたりします。

 

このような状態ではネイルをしても綺麗な指先にはなりませんし、自爪も不健康な印象になってしまいますが、ネイルオイルを塗ることで健康的で美しい指先を保てます。

 

ネイルの持ちが良くなる

ネイルオイルには、ネイルの持ちが良くなるという効果もあります。

 

ネイルを塗っていれば乾燥しないように感じるかもしれませんが、爪の根元が乾燥すると爪自体も乾燥してしまいます。爪の表面が乾燥すると角質が剥がれてしまい、ネイルも剥がれやすくなるので注意しなくてはいけません。

 

ネイルオイルでうるおいをキープすれば、角質がいっきに剥がれることはないので、結果的にネイルの持ちも良くなります。ネイルサロンでジェルネイルの仕上げにネイルオイルを塗るのは、見た目を美しくするだけでなく、このような効果があるからです。

 

リラックス効果が得られる

ネイルオイルに配合されている成分はメーカーごとに違いますが、最近はアロマ成分を配合している商品が増えました。アロマの香りには癒やし効果があるので、ネイルオイルでケアをすることでリラックス効果を得られりでしょう。

 

爪の周りにはい多数のツボがあるので、オイルマッサージをするとリラックス効果を高められます。指先をマッサージすると血行も良くなりますから、手が温まることで冷え性の改善も期待できます。

 

ハンドクリームではダメな理由とは?ネイルオイルとの違い

保湿効果があるという点では、ハンドクリームとネイルオイルに違いはありません。それでは、なぜハンドクリームだけではダメなのでしょうか。その理由は、浸透力に違いがあるからです。

 

ハンドクリームにはオイル以外の原材料が使われているので、肌馴染みが悪く、べたつきを感じるものも多いです。一方、ネイルオイルは「オイル」といってもさらっとしたテクスチャになっているので、皮膚や爪に浸透しやすくなっています。

 

爪や爪の根元はよく使う部分なので、表面だけ油分のヴェールで覆ってもすぐに取れてしまいますが、ネイルオイルであれば浸透しやすく、しっかりと指先を守ってくれます。

 

【ハンドクリームとネイルオイルの違い】

 

ハンドクリーム

ネイルオイル

テクスチャ

硬め

柔らかい

浸透力

遅い

早い

しっとり感

高い

低い

保湿力

低い

高い

水を弾く力

高い

低い

※爪や爪の根元に使用した場合の使用感

 

上記のように、ハンドクリームとネイルオイルには違いがありますが、ハンドクリームにも効果はあります。ハンドクリームは肌を保護するヴェール、ネイルオイルは爪の根元に浸透する美容液というように役割が違うので、それぞれの役割に適した使い方をすることが大切です。

 

ネイルオイルの効果的な塗り方ステップ

ネイルオイルは液状なので、どのように使えばいいか分からない方もいらっしゃいます。しかし、塗り方自体は簡単です。ちょっとしたコツで保湿効果などをアップできるので、効果的な塗り方のステップを覚えておきましょう。

 

①適量を取り出す

ネイルオイルは、たっぷりと塗ったからといって効果がアップするというものではありませんが、少なすぎても効果がありません。

 

マニキュアやジェルネイルのようなボトルタイプの場合は、ボトルの縁でしごいて量を調節するのがポイントです。ハケを持ち上げたときにオイルが垂れるほどついているのは取りすぎなので、「ハケ全体にオイルがついているけれど垂れない程度」の量を取ってください。

 

ロールオンタイプやペンタイプの場合は、キューティクルラインに沿って1回塗るだけで大丈夫です。ただし、1度塗りでは量が少ないかもしれないので、十分な量が出ているかチェックするようにしましょう。

 

②爪の根本に塗る

ネイルオイルを塗るのは、爪の根元です。爪先に塗っても問題ありませんが、浸透するのは根元からなので「根元に塗ること」を意識してください。

 

爪の根元の甘皮部分にオイルを少量おくと、じわっと周りに広がっていきます。量が少ないとサイド部分まで行き渡らないので、サイドから先端部分まで浸透させられるように、もう一度オイルを取ってサッと塗り広げてください。

 

③なじませるように揉み込む

爪の根元から先端部分にかけてオイルが行き渡ったら、最後に指でなじませるように揉み込みましょう。
優しく揉み込むことで、奥までオイルが浸透して乾燥から爪を守れます。

 

強く揉んでも浸透力がアップするわけではありませんので、揉み込むときには力を入れすぎないように注意してください。

 

爪のサイドにはツボがあるので力を入れすぎると過度の刺激を与えてしまいますが、優しく揉めば適度にツボを刺激できるので、呼吸器系や消化器系、循環器系の不調改善効果を期待できます。ただし、薬指には交感神経を活発にするツボがあるので、寝る前やリラックスタイムには薬指を揉まないようにしましょう。

 

ネイルオイルを塗るのに効果的なタイミング

 

ネイルオイルは、乾燥を感じたり爪の根元が荒れたりしたときに塗ると保湿効果が得られますが、綺麗な指先を保つためには、乾燥や荒れたとき以外にも塗る習慣を身に付けましょう。ここでは、ネイルオイルを塗るのに効果的なタイミングを紹介します。

 

ネイルをオフしたタイミング

マニキュアやジェルネイルなど、ネイルをオフした後はネイルオイルでのケアが必須です。なぜなら、ネイルリムーバーはマニキュアだけでなく爪や爪の根元の水分や油分まで拭き取ってしまいますし、ジェルネイルをオフする際には、爪の表面を傷つけてしまうからです。

 

ネイルオフ後は、爪や爪の根元がダメージや乾燥の影響を受けやすい状態になっています。ここで保湿ケアをしないと、二枚爪やささくれなどの原因になってしまうため、ネイルオイルでしっかり保湿しましょう。

 

ただし、ネイルをオフした後、すぐに新しいネイルをつけるときには、ネイルオイルを塗ってはいけません。これは、ネイルオイルの油分がネイルをはじいてしまい、ネイルが綺麗に塗れなくなったり剥がれやすくなったりする原因になるからです。

 

水仕事を終えたタイミング

洗い物やお風呂掃除などの水仕事の後は、水に触れることで爪が乾燥しやすくなっています。水だけでなく洗剤のダメージも受けているので、水仕事を終えたタイミングでネイルオイルを塗ってダメージをカバーしましょう。

 

水仕事の後はすぐにハンドクリームを使いたくなるかもしれません。しかし、ハンドクリームを先に塗ると、油分のせいでオイルが浸透しません。オイルを浸透させるにはハンドクリームの前に塗る必要があるので、順番を守ってケアしてください。

 

お風呂からあがったタイミング

お風呂からあがったタイミングも爪や肌が乾燥しやすいので、ネイルオイルでケアをしましょう。保湿効果のある入浴剤を使っていれば大丈夫だと思うかもしれませんが、指先は体を拭くときにすぐに乾燥してしまいますので注意してください。

 

お風呂あがりは体の水分が空気中に持っていかれやすいので、指先も乾燥しやすい状態です。お風呂から出たら、フェイスケアやボディケアと同時にネイルオイルでケアをすることも習慣にしておきましょう。

 

リフレッシュしたいと思ったタイミング

仕事や勉強の合間など、リフレッシュをしたいタイミングでネイルオイルを塗るというのもおすすめです。指先には多数の神経が通っているので、ネイルオイルを塗ってマッサージをすると神経が適度に刺激されます。適度な刺激は気持ちを切り替えてくれるので、ネイルオイルを塗るだけでもリフレッシュできます。

 

就寝するタイミング

就寝時は肌が乾燥しやすいので、当然ですが指先も乾燥しやすくなることから、就寝するタイミングもネイルオイルを塗るのにおすすめです。

 

特に指先は、布団や毛布に直接触れるので、しっかり保湿ケアをしておく必要があります。ハンドクリームはべたつくので、寝る前にたっぷり塗るのは抵抗があるかもしれません。しかし、ネイルオイルであればすぐに浸透してべたつかないので、就寝前に塗って寝ている間の乾燥を防ぎましょう。

 

ネイルオイルの選び方

ネイルオイルは多くのメーカーから発売されていますが、商品ごとに配合されている成分が異なるため、どれを選べばいいのか分からないかもしれません。ここではネイルオイルの選び方を紹介します。

 

ネイルオイルの形状

販売されているネイルオイルの形状は4つあり、形状によって塗り方や特徴が違うので、自分にとって使いやすい形状を選びましょう。

 

①ロールオンタイプ

ロールオンタイプは、ペンのような形状の本体にオイルが入っていて、先端に銀色の玉がついているタイプです。玉を爪の根元に当てて転がすことでオイルが塗れます。オイルの量を調節する必要がなく、液だれもしないので手軽にケアをしたい方におすすめです。

 

②マニキュアタイプ

マニキュアタイプは、オイルが入ったボトルの蓋にハケがついています。ハケにオイルを含ませて爪の根元に塗るタイプなので、マニキュアを使いなれている方におすすめです。

 

③スティックタイプ

ペンのような形状で、ペン先がハケになっているタイプです。ロールオンタイプと似ていますが、先端がハケになっているので細かい部分に塗りやすいところが特徴です。手軽にネイルケアをしたいけれど、オイルはしっかり塗りたいという方におすすめします。

 

④スポイトタイプ

名前の通り、ボトルからスポイトでオイルを吸って、爪の上に垂らして使うタイプです。爪や根元に直接つかないので衛生的に使えるところが特徴です。液だれはしやすいですが、オイルの衛生面を気にする方はスポイトタイプが良いでしょう。

 

使用感(テクスチャや成分など)

ネイルオイルは、商品によってテクスチャや成分が違います。テクスチャは、さらっとタイプ・としっとりタイプ・ジェルタイプに分かれているので、好みのタイプを選びましょう。

 

オイルの成分は植物由来やアロマなどさまざま。保湿効果を重視するなら植物由来、香りを重視するならアロマがおすすめです。

 

香り・匂い

最近は、保湿だけでなく香りや匂いに力を入れているネイルオイルも増えています。ホワイトムスクやフローラルなど、フレグランスのような香りを取り入れているネイルオイルもあるので、お気に入りの香りから選ぶのも楽しいですよ。

 

自分の好きな香りはリラックス効果が高いので、寝る前やリフレッシュ時に使いたいという方は、香りや匂いで選びましょう。

 

まとめ

ネイルオイルの効果を知らない場合は、ハンドクリームで十分なケアができると思ってしまうかもしれません。しかし、ローションでもフェイス用とボディ用があるように、爪も専用のアイテムでケアをするのが綺麗な指先を保つポイントです。

 

どれほどおしゃれなネイルをしていても、爪の根元が乾燥したりささくれができたりしていると、身だしなみが整っているとはいえません。指先が乾燥していると、ジェルネイルの持ちが悪くなり、ネイルオフの頻度が増えることで爪への負担が大きくなります。

 

ネイルオイルはいつでも手軽に塗れるので、こまめに塗って美しい指先をキープしてくださいね。

 

お住まいの近くにある店舗を、是非ご確認下さい。

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