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ネイルに亀裂が!補強の方法をご紹介!

せっかく可愛いネイルをしていても、爪に亀裂が入ってしまうと、ネイルよりも亀裂の方が気になってしまいますよね。

 

亀裂を放置していると、髪の毛が引っかかったり、ちょっとした衝撃で折れてしまったりするので、ネイルを諦めてカットしてしまう方もいるかもしれません。しかし、亀裂の状態によってはカットをしなくても修復することが可能です。

 

そこで今回は、亀裂を補強したり修復したりする「ネイルリペア」の方法を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

 

ネイルリペアとは、亀裂が入った爪を補強・修復すること

ネイルリペアとは、ネイルに亀裂が入ってしまったときに、オフをするのではなく、爪を補強・修復してネイルを長持ちさせる技術のことです。

 

ネイルに亀裂が入った状態のままでいると、爪が折れたり欠けたりしてさらにひどい状態になってしまいます。また、折れた爪のせいでケガをしてしまうリスクなどがあるので、できるだけ早くリペアをする必要があります。

 

ネイルリペアには、シルクラップを装着する方法やジェル・グルーなどを使って修復する方法などが一般的です。基本的には専門技術を必要とする施術ですが、必要な道具があればセルフでも行えます。

 

亀裂を補強・修復するネイルリペアで必要な道具

ネイルリペアはネイルサロンで施術をしてもらうことをおすすめしますが、セルフネイルをしている場合は、自分でチャレンジしたいという方もいらっしゃるでしょう。ここでは、ネイルリペアで必要な道具を紹介するので、興味のある方はそろえておきましょう。

 

シルクラップ

シルクラップというのは、ネイルに入った亀裂にかぶせて使用する道具です。裏側はシールになっているので、簡単に爪に貼り付けられます。

 

シルクラップにもいろいろな種類がありますが、亀裂修復に使うのであれば、薄型で柔軟性があるタイプがおすすめです。薄くて柔らかいタイプは爪にフィットしやすいので、セルフネイラーでも扱いやすいです。

 

レジン

レジンは、合成樹脂でできているネイル用の接着剤です。ネイルグルーよりも粘り気が少ないですが、その分シルクラップに浸透しやすいので、リペアに適しています。

 

ただし、粘り気がない分、硬化に時間がかかってしまうため、早く乾かしたい場合は硬化時間を早めてくれるアクティベーターを使いましょう。

 

グルー

ネイルグルーは、ネイルチップやネイルパーツを貼り付ける際に使うものですが、ネイルリペアにも使うことができます。レジンよりも早く硬化できますが、粘度が高いので慣れないと扱いにくいかもしれません。

 

グルーにはいくつかの種類があり、ネイルグルー以外のものを使うと綺麗に仕上がらないので、リペアで使う場合は必ずネイルグルーを選びましょう。

 

ネイルファイル

ネイルファイルは、プレパレーションやネイルの仕上げ、爪の形を整えるときにも使いますが、リペアでも使用します。

 

リペアでは、硬化したレジンやグルーの表面の形を整えるときに使います。目が粗いものだと、表面を削り過ぎてしまうので、180グリッドぐらいの目の細かいものを用意してください。

 

表面にツヤを出したい場合は、スポンジバッファーもあるといいでしょう。

 

ベースコート・トップコート

亀裂が入った部分の表面は、ネイルファイルで削るので、ベースコートとトップコートも必要です。ベースコートがないと、修復部分とトップコートの密着性が弱まってしまうので、必ず両方用意しましょう。

 

ジェルネイルをしていないようであれば、ポリッシュのベースとトップでも問題ないので、ご自身のネイルの種類にあったものを選んでください。

 

亀裂を補強・修復するネイルリペア方法

ネイルリペアの方法はいろいろありますが、もっとも強度が高いのはグルーやレジンを使った方法です。道具を持っていないとそろえる必要があるものの、しっかり修復できるので、亀裂が深い場合はこちらの方法で対応するのがベストです。

 

ここからは、ネイルリペアの具体的な工程についてご紹介します。

 

STEP1. 亀裂部分を覆うようにシルクラップを装着する

シルクラップは亀裂部分を覆えるように、少し大きめにカットして、爪の上に装着してください。装着するときに、指で押し付けてしまうと、指の油分が付着することで剥がれやすくなってしまうので、ウッドスティックやピンセットなどを使いましょう。亀裂部分が大きい場合は、サランラップなどを上に載せてしっかり押し付けると剥がれにくくなります。

 

シルクラップがはみ出している場合は、事前にハサミでカットしておくと、端の方までしっかりと押さえられます。

 

STEP2.グルーまたはレジンを2~3回ほど重ね塗りする

貼り付け終わったら、シルクラップよりも少し広い範囲に、ネイルグルーもしくはレジンを塗布しましょう。

 

厚く塗ってしまうと硬化熱が発生したり、ネイルグルーやレジンがダマになってしまったりすることがあります。そのため、あまり厚塗りにならないように注意しながら、2~3回ほど重ね塗りをして強度を出すのがおすすめです。

 

STEP3.爪の形と表面をネイルファイルで整える

ネイルグルーもしくはレジンがしっかり固まったら、ネイルファイルを使って爪の形や表面を整えていきます。このときに、力を入れて削ってしまうと、せっかく出した強度が弱まってしまうかもしれません。

 

また、表面の形が凸凹になりやすいので、ファイリングをするときには力を抜いて削るようにしましょう。表面が粗いようであれば、ネイルバッファーなどを使って整えると、滑らかに仕上がります。

 

STEP4.ベースコートでコーティングをする

表面が整ったら、ベースコートでコーティングをします。すでに、ネイルグルーやレジンで修復しているので、この場合のベースコートは薄く塗ってください。ベースコートを硬化したら、最後にトップコートで仕上げれば完成です。

 

亀裂を補強・修復するネイルリペア方法【グルー・レジンがない場合】

しっかりと亀裂を補強・修復するには、ネイルグルーなどを使うのがベストですが、ない場合はベースジェルでも代用可能です。ただし、シルクラップがないと亀裂部分が剥がれてしまうので、シルクラップだけは必ず用意してください。

 

ここからは、ジェルを使ったリペア方法の工程について解説します。

 

STEP1.亀裂部分を覆うようにシルクラップを装着する

ジェルを使ってリペアを行うときも、シルクラップは必須です。亀裂部分を覆えるぐらいの大きさにカットし、シルクラップを装着してください。この場合も、表面に油分が付くとジェルが密着しなくなるので、シルクラップを押さえるときに指を使わないようにしましょう。

 

STEP2.ベースジェルを2~3回ほど全体的に塗る

シルクラップを装着したら、ベースジェルを爪全体に塗布します。これが、ネイルグルーなどで修復する方法との大きな違いです。全体に塗布をしないと、修復部分だけ盛り上がってしまいますし、ファイルで削るとシルクラップまで削ってしまうことがあるので、必ず全体に塗布してください。

 

このとき、シルクラップにジェルを浸透させるように、筆を細かく動かしながら塗るのがポイントです。また、厚塗りをすると硬化熱が発生しやすいので、薄めに塗布して硬化しましょう。ジェルはすぐに固まらないので、硬化をする際に亀裂部分が浮いてしまうという場合は、ウッドスティックなどで押さえながら硬化してみてください。

 

この工程を2~3回ほど繰り返すと、強度を高めることができます。

 

STEP3.爪の形と表面をネイルファイルで整える

ベースジェルを硬化したら、エナメルリムーバーやアセトンなどで、表面のべたつきを取り除いて、爪の形と表面をネイルファイルで整えます。ベースジェルは、ネイルグルーやレジンよりも削れやすいので、力を入れ過ぎないように注意しましょう。

 

また、削ると表面の形が崩れてしまうという方は、指で表面を触ってみて、凸凹していないか確認しながら整えてみてください。

 

STEP4.トップコートでコーティングをする

爪の形と表面を整えたら、最後はトップコートでコーティングをします。トップコートを厚めに塗ってしまうと、整えた表面が凸凹になることがあるので、1回目は薄く塗るようにしましょう。

 

2回目に塗るときには、中央部分の縦ラインが盛り上がるようにして、サイドは薄めに塗るのがおすすめです。中央部分に縦ラインがあると、そこに光があたったときに光のラインが出て形が綺麗に見えます。

 

上手く中央ラインを作れないときは、トップコートを塗った後、しばらく爪が下になるように手を裏返しておくと、中央部分にトップコートが集まるので美しいラインを作れます。

 

もしジェルネイルに亀裂が入ってしまった場合の応急処置

亀裂が入ってしまったら、すぐにネイルサロンでネイルリペアをしてもらうのが理想的ですが、外出中や仕事中などで対応できないこともあるかもしれません。また、深い亀裂の場合はリペアでの対応が無理なこともあるので、応急処置を行います。

 

深い亀裂が入ってしまった場合は、まず痛みや出血が落ち着くまでそのままにしておきましょう。亀裂の位置が爪の先端部分に近いのであれば、痛みが落ち着いたら、亀裂が入っている部分まで爪をカットします。

 

爪肉がある部分で亀裂が入っている場合、無理にカットすると出血する可能性があるので、消毒をして絆創膏などで補強してください。しばらく絆創膏を巻いておいて、亀裂部分が自然に剥がれるようになったら、その部分だけカットをすれば出血することはありません。

 

患部の状態が落ち着いたら、ネイルサロンでネイルリペアをしてもらいましょう。

 

ジェルネイルに亀裂が入りやすくなる原因

「ジェルネイルをしていれば爪の健康を保てる」というイメージがあるかもしれません。しかし、適当な扱いをしてしまうと、いくらジェルネイルをしていても爪に亀裂が入ってしまうので注意しましょう。

 

ここでは、ジェルネイルに亀裂が入りやすくなる原因を紹介するので、日常生活で少し気を付けてください。

 

爪先を使って作業をする 亀裂が入る一番の原因は、爪先を使った作業です。「爪には気を付けている」という方でも、以下のような何気ないことで爪先を使っているかもしれません。

 

  • 爪先に缶のプルリングを引っかけて開ける
  • 爪先でダンボールに貼られたテープを切って開封する
  • 爪先でパソコンのキーボードを打つ
  • 爪先で細かい汚れを掻き取る
  • 爪先を使ってシールを剥がす

 

他にも、引きだしやドアを開けるときに爪を引っかけたり、爪先で頭皮や肌を掻いたりするなど、日常生活で無意識に爪を使っていることは少なくありません。1回2回で亀裂が入ることはありませんが、ダメージはどんどん蓄積していくので、できるだけ爪先は使わないようにしましょう。

 

爪先を使わないように意識することが一番の対策ですが、プルリングを開けるときはコインやスプーンの柄を使う、ダンボール開封はカッターを使う、シールを剥がすときはシール剥がしを使うなどの対策が効果的です。

 

爪の水分が失われている

実は、爪の水分が失われることも亀裂の原因になります。爪を構成しているケラチンという成分は、乾燥に非常に弱いので、水分が失われると亀裂が入ってしまうのです。

 

ただ爪先を濡らすだけでは、水分を補うことはできません。水仕事や入浴などで爪先を濡らしてしまうと、爪がふやけてジェルが浮きやすくなるので、水で濡らすのは厳禁です。

 

水分を保持するためには、ネイルオイルをこまめに塗ることが有効な対策方法です。特に水を使った後は、しっかりとネイルオイルで保湿しましょう。ネイルオイルがないときは、ハンドクリームでも代用できます。

 

また、水分は体の中から補給するので、こまめに水を飲むことも大切です。

 

まとめ

ジェルネイルは爪を補強してくれますが、爪が乾燥していたり、爪に強い衝撃を与えたりすると、亀裂が入ってしまうことがあります。亀裂が入った爪は折れやすくなるので、できるだけ早くネイルリペアを行いましょう。

 

ただし、ネイルリペアには専門的な知識や技術が必要なので、間違ったやり方をしてしまうと、爪のトラブルを引き起こす可能性があります。ネイリストであれば、正しい施術でリペアをしてくれるので、亀裂が入ってしまったら相談してみることをおすすめします。

 

お住まいの近くにある店舗を、是非ご確認下さい。

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