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爪を綺麗に伸ばす方法はある?ケア方法から気をつけるべき生活習慣まで解説!

ネイルデザインの多くは、適度な長さの爪に施されています。短い爪でもかわいいデザインはたくさんありますが、美しくすらっとした指先を演出するためには、爪の長さがポイントになります。

 

しかし、頑張って伸ばそうとしても、いつの間にか先端が欠けてしまったり亀裂が入ってしまったりと、綺麗に爪が伸ばせない方も多いです。爪が綺麗に伸びないときには何らかの原因があるため、なかなか爪が伸びない方は、原因を把握して改善していく必要があります。

 

ここでは、爪が割れたり二枚爪になったりする原因や綺麗に伸ばすためのケア方法、爪が伸びにくくなるNG行動について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

爪の割れや二枚爪になる主な原因

爪が伸びない2大原因といえば、「爪の割れ」と「二枚爪」ではないでしょうか。爪の割れや二枚爪にはいくつかの原因があり、適切な対策をすることで、綺麗に爪を伸ばせるようになります。

 

ここからは、爪の割れや二枚爪の原因について解説していきます。

 

爪切りや爪やすりを誤って使っている

爪は、ネイルベッド(ピンク色の部分)とくっついている腹爪から中爪、表面の背爪の3層構造になっています。爪切りや爪やすりの使い方が誤っていると、これらの層にダメージを与えてしまうので注意しましょう。

 

爪切りは垂直に爪をカットするため、その衝撃で爪が割れやすくなります。爪やすりは、往復させたり強い力でこすったりすると、断面がささくれて層が剥がれてしまい、二枚爪になりやすいです。

 

また、自然な爪のカーブを無視してカットしたり削ったりすると、ネイルベッドと白い爪の境目にある、一番弱いストレスポイントに負荷がかかり、ヒビ割れてしまうことがあります。

 

爪が乾燥している

爪の乾燥も、割れや二枚爪の大きな原因です。爪は硬いので乾燥するイメージが湧きにくいかもしれません。しかし、爪は皮膚が変化したものであるため、主成分は髪と同じくタンパク質の「ケラチン」でできています。

 

肌や髪が乾燥をするとダメージを受けやすくなり、健康な状態を保てなくなるのと同じで、爪も乾燥することでもろくなってしまいます。爪はもろくなると割れやすくなるため、乾燥は健康な爪の大敵です。

 

洗い物や洗濯などの水仕事をする方はもちろん、仕事で薬剤を使う方は乾燥のせいで爪が割れやすくなっている可能性があります。また、近年はアルコールや消毒液を使う機会が増えているため、ネイルオイルやハンドクリームなどで保湿をしていない方は、爪の乾燥に注意しましょう。

 

爪に負荷をかけている

意外に多いのが、爪に負担をかける行動です。意識して負荷をかけている方はいないと思いますが、実は日常生活の中には、爪に負担がかかる行動がよくあります。

 

  •  パソコンのタイピング
  •  缶のプルリングを開ける
  •  箱などを開ける
  •  ジェルネイルを長期間つけっぱなしにしている
  •  小さいものをつまむ

 

このような行動を日常的に行っていると、爪に負荷が蓄積していき、爪が割れやすくなったり二枚爪になったりします。

 

日頃からできる、爪を綺麗に伸ばすケア方法

折れにくく健康な爪を育てるためには、毎日のケアが非常に重要です。思い付いたときにケアをする、たまにケアをするというだけでは、健康な爪を育てるのは難しいです。

 

ここからは、日頃からできる習慣化しやすいケア方法を紹介するので、爪を綺麗に伸ばしたい方は参考にしてください。

 

爪の保湿を行う

少しでも早く爪を伸ばしたいという方は、保湿を徹底しましょう。爪は皮膚の細胞の一部が硬質化したもので、タンパク質が主成分になるため、乾燥すると爪が伸びにくくなります。

 

保湿をするときは、浸透しやすいネイルオイルの使用をおすすめします。爪の根元やサイドだけでなく、爪の裏のハイポニキウム部分までしっかりオイルを塗るのがポイント。塗るタイミングに決まりはありませんが、最低でも朝晩2回、可能であれば水仕事や手を洗った後など、こまめに塗るのが理想です。

 

ネイルオイルがない場合は、ハンドクリームでも代用できます。ただし、クリームは細かい部分に入っていかないので、1本ずつ爪周りにクリームを塗り込んでください。

 

爪用の美容液を塗る

ネイルオイルを使えば保湿はできますが、必要な栄養素を与えることはできません。栄養素を補いたいときには、爪用の美容液の利用がおすすめです。

 

美容液には爪の成長や健康状態を維持するための栄養素が配合されているので、塗るだけで栄養補給ができます。爪に栄養が行き渡ると細胞が活性化されるため、1日1~2回を目安に塗りましょう。

 

美容液には、マニキュアのようにハケで塗るタイプやスポイトタイプのものなどいろいろな種類がありますので、自分が使いやすいものを選んでください。使いにくいものだと塗るのが面倒になってしまうため、気軽に塗れるものを選びましょう。

 

爪はもちろん、指や手のマッサージを行う

爪を伸ばすためには爪周りのマッサージが有効です。指先は血管が細いため、血流が滞りやすい部分なので、指や手のマッサージも一緒に行うと効果的です。指先の血流が滞ると栄養素が行き届かなくなり、爪も成長しにくくなります。

 

マッサージには血行を促進する効果が期待できるので、まずは爪の横の皮膚を優しくつまんでマッサージしてください。さらに、指や手を指先に向かってマッサージすることで、血液の巡りを促進できます。

 

爪の周りにはツボがたくさんありますので、痛気持ちいい部分を20~30秒ほどプッシュすることで適度な刺激を与えられ、爪が伸びやすくなります。

 

バランスの良い食事をとる

爪の成長のためには、バランスの良い食事をとることも重要です。爪はタンパク質でできていますが、栄養素は単体で働くものではなく、他の栄養素にサポートされて働きます。そのため、栄養バランスの整った食事を心がけることも、爪の成長には欠かせない要素といえます。

 

爪の成長を促すためには、タンパク質、ビタミンB2やビタミンB6を意識してとるようにしましょう。これらの栄養素が多く含まれている食材を覚えておくこと、摂取しやすくなります。

 

<タンパク質>

  • 肉類
  •  魚類
  •  乳製品
  •  大豆食品


<ビタミンB2> 

  • いくら
  • うなぎ
  •  牛、豚のレバー
  •  納豆など


<ビタミンB6 >

  • 牛レバー
  •  かつお
  •  まぐろ
  •  バナナなど

 

体内に毒素が溜まっていると、成長のための栄養素が解毒に使われてしまうので、デトックスも同時進行で行うのが理想です。毒素の排出には水が必要なので、栄養バランスを考えるのが大変に感じる場合は、1時間に1回水を飲むことを習慣にしてみましょう。

 

十分な睡眠をとる

健やかな肌を育てるために睡眠が欠かせないように、爪の成長のためには十分な睡眠をとる必要があります。睡眠には、疲労を回復したり傷ついた細胞の修復や成長を促したり する働きがあります。睡眠が不足すると、細胞の修復や成長が滞るため、十分な睡眠をとるようにしましょう。

 

「十分な睡眠時間」は年齢や環境によって異なりますが、以下を目安にしてください。

 

  • 14~17歳 8~10時間
  •  18~25歳 7~9時間
  •  26~64歳 7~9時間
  •  65歳以上 7~8時間

 

なお、睡眠時間だけでなく、睡眠の質にもこだわることも大切です。例えば、寝る直前までスマホを観ていると、交感神経が活性化するため、浅い眠りになりやすいので注意してください。

 

就寝する1時間前には照明を落とす、テレビなどで視覚を刺激しない、ぬるめのお湯に入るようにすると、睡眠の質を高められます。睡眠は、健康にも美肌にも直結するので、環境をしっかり整えましょう。

 

爪が伸びにくくなるNG行動とは?

実は、普段の何気ない行動の中にも、爪が伸びにくくなる原因が潜んでいます。爪に直接ダメージを与えてしまう行動だけでなく、一見何の関係もないような行動が爪を伸びにくくしていることもありますので、注意が必要です。

 

ここでは、爪が伸びにくくなるNG行動を紹介するので、心当たりがある方はすぐに改善していきましょう。

 

爪を噛む

何かに集中していたり、イライラしたりするときに爪を噛んでしまう方は、今すぐ噛まないように心がけましょう。

 

爪は細胞が角化したものなので、噛んでも痛みは感じません。そのため、噛んでも問題ないと思ってしまうかもしれませんが、角化していても細胞なのでダメージを与えてしまいます。頻繁に噛んでダメージを与えると、爪の細胞が破壊されてしまうため、爪の成長が遅れたり変形したりする可能性が高いです。

 

癖というのは治しにくいものですが、爪を噛んでいる自覚がある場合は、どのようなときに爪を噛むのかを把握して、意識的に噛まないようにしてみてください。

 

なお、ジェルネイルをすると噛み癖が治るという説もあるので、どうしても治せないという方はサロンに相談してみましょう。

 

長さと形を一気に整えようとしている

爪を切るときに、長さと形を一気に整えている方は、気をつけてください。爪は硬くて丈夫に見えますが、ダメージに強いわけではありません。特に、爪切りを使ったカットは衝撃が大きく、割れやすくなります。

 

爪の長さと形を簡単に整えるためには、爪切りを使う方法が適しているように感じるかもしれません。しかし、ばちんばちんとカットしていくと、強い圧がかかってしまい、ダメージによって爪の成長が遅くなります。

 

丁寧に整えるのは時間がかかりますが、爪を伸ばしたい場合はダメージを減らす必要があるので、長さや形はネイルファイルを使って丁寧に整えてください。ネイルファイルで削るときも、ファイルを持つ手には力を入れず、軽くファイルを動かして好みの形に整えるようにしましょう。

 

身体を冷やしている

どれほど寒くても靴下を履かない、夏はシャワーだけで済ませている、飲み物には必ず氷を入れるといった習慣がある方は、身体が冷えてしまっているかもしれません。身体が冷えると血行が悪くなるため、新陳代謝が低下して、爪の成長が滞るので注意しましょう。

 

細胞というのは、一定の期間を過ぎると死滅します。そのため、分裂を繰り返して新しい細胞を作り出しますが、分裂する回数は決まっているため、どんどん新しい細胞を生み出す必要があります。

 

新陳代謝というのは、細胞分裂を促して新しい細胞と古い細胞を入れ替え、組織を若返らせる身体の機能なので、この働きが滞ると古い細胞でできた組織は壊れていきます。つまり、新陳代謝が低下すると、古い細胞で構成されている爪は割れたり成長しなくなったりするのです。

 

新陳代謝は血行が滞ることで低下するため、身体を冷やす行動をしている方は、白湯を飲んだりお腹や足首を温めたり、適度な運動をするなど、意識的に身体を温めましょう。

 

アセトンを含む除光液を使用している

アセトンを含む除光液を使用している方は、爪が伸びにくくなってしまうので注意してください。アセトンには、ラメや塗り重ねたカラーをしっかり落とす、強力な除去効果があります。しかし、それだけ強い除去効果があるということは、爪に必要な油分まで落としているということです。

 

アセトンを使うと爪の油分まで除去されるため、爪の表面や周りの乾燥が引き起こされます。この状態では爪が成長しにくくなるため、マニキュアを落とすときにはノンアセトンの除光液を使いましょう。

 

ネイルオフ後のケアを怠っている

ネイルオフ後のケアを怠っていると、爪の成長は滞ります。ネイルオフは、ジェルネイルに関わる工程の中で、もっともダメージを与えます。目の粗いネイルファイルやアセトン入りのリムーバーを使うことになるので、爪の表面が傷ついたり、表面が少し溶けてしまったりするのです。

 

この状態でケアを怠ると、爪のダメージが放置されるので、爪が伸びにくくなります。オフをした後は、必ずネイルオイルで乾燥を防ぎ、ネイル美容液を使って栄養を補給するようにしましょう。

 

まとめ

適度な硬度で指先を守っている爪ですが、毎日負担をかけ続けているからこそ、ケアをしてあげることが非常に重要です。爪に必要な栄養素を補ったり、乾燥させないように保湿したりすることでダメージの回復につなげられるため、習慣にしてください。

 

ただし、いくらケアをしても、無意識のうちにダメージを与えるような行動をしてしまうと、プラスマイナス0になってしまいます。ケアの効果を最大限に引き出すには、伸びない原因やNG行動をしないことも重要なので、しっかり頭に入れておきましょう。

 

肌や身体と同じで、大切にケアをしてあげれば健康で折れにくい爪を育てることが可能です。今までは、なかなか爪を伸ばせなかった方でも、ここで紹介したケア方法を実践すれば、綺麗に爪を伸ばせるので、続けられそうなことから始めてみてください。

 

お住まいの近くにある店舗を、是非ご確認下さい。

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