美しい爪、というのは、ネイルサロンで流行のデザインを施してもらった爪だけを指すのではありません。お肌と同じで、すっぴんが美しくなければ、美しい爪とは呼べないのです。健康的な爪は、バランスが取れた食生活で育てられます。身体の中から美爪を作る食べ物とは?
爪は健康のバロメーター
健康状態が良くないと、爪の色が悪くなったり、薄くなって反ってきたり、もろく折れやすくなったりします。
爪が健康でないと、ネイルカラーが密着せず、うまく乗りません。
ジェルネイルは弱い爪を保護するためにも使えますが、あまりにも薄くなっている爪ではサンディングも出来ませんので、ネイルサロンによっては断られてしまうことも。
爪のケア、と聞くと、私たちはキューティクルオイルやマッサージを思い浮かべますが、爪を強くためには身体の内側からアプローチするのが一番の近道です。
爪を形成する栄養素を積極的に摂って、すっぴんなのに桜貝のような透明感とツヤを持つ、美しい爪を作りましょう。
良質のタンパク質を
爪の主成分は、ケラチンというタンパク質。
食物から摂取したタンパク質は、筋肉や内臓などの生命維持に不可欠な部分へ優先的に送られます。
爪は指先を保護する大切なパーツですが、無くても命には関わらないので、優先順位が低いのです。
ダイエットなどで食事の量だけを減らしてしまうと、タンパク質不足で爪が弱くなってしまうことも。
意識してタンパク質を補うように心がけましょう。
良質なタンパク質は、鶏のささみやムネ肉、卵をはじめ、豆腐や納豆などの大豆製品、青魚、鮭などに多く含まれています。
動物性のタンパク質と、植物性のタンパク質、それぞれをバランスよく摂るようにしましょう。
手に入りやすい食材ばかりなので、毎日の食卓に取り入れてみてください。
ケラチンの形成に欠かせないビタミンA
爪が乾燥して割れやすい、二枚爪になるという方は、ビタミンAを積極的に摂るようにします。
ビタミンAは皮膚や粘膜を作る栄養素。
肌の乾燥を防ぎ、肌バリア機能を高めてくれると言われています。
ケラチンの形成にも欠かせません。
鶏のレバーやニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜、アナゴ、銀ダラ、バターなどに多く含まれています。
油と一緒に摂取すると吸収力がアップするので、炒めたり、ドレッシングなどをかけたりして食べると効率が良いでしょう。
強い爪を育てるビタミンB2
爪の細胞を活性化させ、強い爪を作るために摂取したいのがビタミンB2。
爪だけではなく、ツヤツヤの髪やトラブルのない肌を作るためにも欠かせません。
おまけに脂質の代謝も助けると言われているので、ダイエットにも役立ちそうです。
女性に嬉しい効果が満載のビタミンB2を効率的に摂れる食材は、豚レバー、牛レバー、うなぎ、乳製品、アーモンドなど。
血行を良くしてツヤ爪にするビタミンE
ビタミンEには毛細血管の血行を良くする働きがあるので、ツヤのあるピンク色の爪を作ってくれる栄養素と言えます。
若返りのビタミンと呼ばれるほど強い抗酸化作用を持っているので、アンチエイジングにも効果があるでしょう。
かぼちゃやほうれん草、たらこ、イワシ、うなぎ、アボカド、キウイフルーツ、卵、ピーナッツなどのほか、植物油にも多く含まれています。
ビタミンCと同時に摂取すると体内効率が良くなり、より効果的です。
爪が白く、反っているなら必ず摂りたい鉄分
貧血の予防に欠かせない鉄分は、不足すると爪が白く見えたり、横筋が入ってデコボコしたり、反りかえってきたりします。
貧血はもちろん心配ですが、爪のトラブルも困りものですよね。
元々女性は貧血に陥りやすいと言われていますので、爪のためだけでなく身体全体の健康のために、貧血を予防する食べ物を毎日意識して摂るようにしましょう。
鉄分が多い食材と言えばレバー類が有名ですが、中でも豚レバーに一番多く含まれています。
ほかには、牛ヒレ肉、鶏もも肉、うなぎの肝、まぐろの赤身、あさり、ひじき、小松菜、大豆製品などを食べると良いでしょう。
ビタミンCやタンパク質と一緒に摂ると吸収が良くなります。
バランスの良い食事が美爪を作る
美爪に必要な栄養素を5つ挙げてみました。
身体を隅々まで健康に保つには、たくさんの栄養素を必要とします。
偏った食生活で十分な栄養を摂取していないと、爪のような末端部分にまでエネルギーは回ってきません。
爪の先までキレイになりたいのなら、食べた物は全て自分の身体を作る素になることを心に刻み、食事内容を見直してはいかがでしょう。
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