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絶対失敗しないスクエアオフの整え方とは?メリットや注意すべき点など徹底解説していきます

好きな色やデザインを施すことができ、指先をキレイに彩るネイル。見ているだけで気持ちやンションを高めてくれますよね。

 

そんなネイルに合わせる爪の形は大きく分けて5種類あります。

 

  • スクエアオフ
  • スクエア
  • ラウンド
  • オーバル
  • ポイント/アーモンド

 

今回はそのなかのひとつの「スクエアオフ」について、特徴や注意点、整え方を詳しく解説していきます。

 

スクエアオフに興味がある人や、スクエアオフのキレイな整え方を知りたい人はこの記事を参考にしてくださいね。

 

スクエアオフとは

スクエアオフとは、全体的に四角い形である「スクエア」の角を丸くした形のことです。角が丸い長方形をイメージするとよいでしょう。通常の爪に比べて、先端が平たく尖っていないのが特徴のひとつです。

 

先端が尖っていない分、爪の面積が広いので、ネイルアートがしやすい形です。セルフネイルでも塗りやすく、デザインの制限もあまりありません。

 

両端の角を削りすぎると、通常の爪の形に近い「ラウンド」の形になります。

 

自爪をスクエアオフにするおすすめポイント

 

スクエアオフは、以下の理由で人気の高い爪の形です。

 

  • 爪が細長く見える効果がある
  • 他の形よりも爪の強度が高い
  • おしゃれさが増す

 

見た目はもちろん機能的にも魅力があるスクエアオフ。それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。

 

爪が細長く見える効果がある

スクエアオフは他の形よりも爪の面積が広いため、爪先に視線が集まりやすくなります。そのため、自然と指が細長く見える錯覚効果があるでしょう。

 

自爪の形にコンプレックスを持っている人や、美爪に見せたい人に特に向いている形だと言えます。より指を長く見せるためには、地肌に馴染むヌーディーカラーのデザインがおすすめです。赤みをプラスすると肌を明るく、濃い目だと指を細く見せる効果もあります。

 

他の形よりも爪の強度が高い

先端が尖っている「ラウンド」・「オーバル」・「ポイント/アーモンド」に比べると面が広いため、爪の強度が強いのが特徴です。自爪のまま長さを出したい人にもおすすめの形です。

 

毎日の仕事や家事で、指先は必ずと言って良いほど頻繁に使うパーツです。爪の強度が低いと、ネイルが剥がれやすかったり爪が折れてしまったりと、美爪を保つことができません。指先を頻繁に使う人や、爪が弱い人、自爪のまま伸ばしたい人には、スクエアオフはうってつけの形だと言えます。

 

スクエアも同じく強度は強いのですが、爪の角が引っかかりやすいのが難点です。身体を傷つけてしまったり衣服を破ってしまったりする可能性もあるので、日常生活ではスクエアオフの方が使いやすい形です。

 

おしゃれさが増す

スクエアオフは通常の爪の形は異なるため、一味違った個性的な印象を与えます。そのため、ただのワンカラー塗りでも他の形よりもおしゃれさが増すのが魅力です。

 

丸みを帯びている爪の形は可愛らしさ、角がある爪の形はスタイリッシュな雰囲気をプラスします。特に可愛さより美しさが求められる海外では、角ばったスクエアタイプが人気です。

 

シンプルなネイルでおしゃれさを出したい人や、他とは違った個性的なネイルデザインが好みの人は、スクエアオフの形を選ぶと良いでしょう。

 

自爪をスクエアオフする前にしりたい注意点

ここまでの説明で「自爪をスクエアオフの形にしたい!」と思った人は、少しお待ちください。実際にスクエアオフにする前に、いくつかの注意点を知っておく必要があります。

 

スクエアオフにする前に以下のポイントを押さえておきましょう。

 

  • スクエアオフとアークスクエアは形が若干異なる
  • 慣れるまで時間がかかるかもしれない
  • 形を整えるのが難しい

 

詳しい内容を解説します。

 

スクエアオフとアークスクエアは形が若干異なる

アークスクエアはスクエアの部類ではありますが、「ラウンド」と「スクエアオフ」の中間のような形で、先端がアーク(孤)の形になっているのが特徴です。スクエアオフとの違いは、以下の通りです。

 

 

スクエアオフ

アークスクエア

立体感

平面的

立体的

先端

まっすぐ

孤を描いている

角ばっている

丸みを帯びている

爪の見え方

大きく見える

小さく見える

 

両端が少し内側に入るため、横から見ると、スクエアオフに比べて爪が小さく見えます。上から見ると、スクエアオフは長方形に近く、アークスクエアは台形に近いとイメージすると良いでしょう。

 

アークスクエアは、スクエアやスクエアオフよりも立体的に見えます。スクエアオフよりも角が丸いため、スクエアオフよりも少し柔らかい印象です。「いきなりスクエアオフにするのは勇気がいる・・・」という人は、まずはアークスクエアを試してみても良いかもしれません。

 

慣れるまで時間がかかるかもしれない

ラウンドやオーバルなど、ずっと丸っぽい形のネイルをしていた人からすると、四角い形のスクエアオフはすぐに見慣れないかもしれません。

 

ネイルの形は、見た目だけでなく指先の使い方にまで影響します。今までと違って角がある分指使いの癖で角が当たってしまったり、ものを握った感触が違ったり、さまざまな作業に慣れるまでに時間がかかります。特にパソコンなど細かく指を使う場面では、角が当たって使いづらい可能性もあるでしょう。

 

形を整えるのが難しい

スクエアオフの形にするには、一度スクエアの形にしてから角を慎重に削っていかなければなりません。さらにスクエアオフは平面的なデザインのため、形を整えるのが難しいデザインです。実は、ネイル検定1級の試験内容にもなっているぐらいなんです。

 

しかし初心者でもコツを押さえると、失敗せずにスクエアオフの形に整えることができます。次の章からは、失敗しないスクエアオフの整え方を解説していきます。コツや注意したいポイントを詳しく解説しているので、爪をスクエアオフの形にしたいという人は参考にしてください。

 

失敗しないスクエアオフの整え方

 

ここからは、失敗しないスクエアオフの整え方を紹介していきます。スクエアオフのキレイな整え方は以下の通りです。

 

  1. 必要な道具を揃える
  2. 爪を柔らかくする
  3. 伸びきった爪を切る
  4. 爪の先端が一直線になるように削る
  5. 爪の角が若干丸みを帯びるように削る
  6. 甘皮処理をする
  7. 爪の表面を整える
  8. 爪の保湿をする

 

それぞれの手順や初心者の人でも簡単にできるコツ、注意すべきポイントをわかりやすく解説していきます。

 

①必要な道具を揃える

スクエアオフの爪に整えるには、これらの道具が必要です。

 

  • 100〜150グリッドのネイルファイル(エメリーボード)
  • 180~240グリッドの柔らかいネイルファイル(スポンジファイル)
  • 1,000グリッド以上のネイルファイル(シャイナー)
  • ウッドスティック
  • コットン
  • ネイルオイルorハンドクリーム

 

ネイルファイルには荒さなどが異なるさまざまな種類のものがあります。スクエアオフに整えるには、目の荒さが大きいエメリーボードがおすすめです。グリッド数が細かいと削れないので、注意してください。

 

目が細かいネイルファイルとシャイナーは、爪を磨くのに使います。目が荒いネイルファイルで磨くと爪がボロボロになるので、必ず目の細かいネイルファイルも用意しましょう。

 

ウッドスティックとコットンは甘皮処理で、ネイルオイルやハンドクリームはアフターケアで必要です。どのアイテムも100円ショップやドラッグストアで揃えることができます。

 

②爪を柔らかくする

上記の通り、爪をスクエアオフに整えるには主にエメリーボードと呼ばれるネイルファイルを使っていきます。エメリーボードは硬いため、乾燥している爪を削ると爪が割れたり二枚爪になったりする可能性があります。

 

そのため、爪にネイルファイルを当てる前に爪を柔らかくしておくと、爪を痛める心配はありません。ぬるいお湯に爪を10分ほど浸すと、爪が柔らかくなります。準備が面倒な人は、お風呂上がりを狙うのがおすすめです。

 

③伸びきった爪を切る

長すぎる爪の人は、適度な長さに切る必要があります。スクエアオフの形上、長さを出すことも可能です。好きな長さを決めて、その長さをキープするために切っていきます。

 

爪を短くするアイテムとして、爪切りが思い浮かぶ人は多いのではないでしょうか。しかし爪切りが爪に与える衝撃は大きく、自爪を痛めてしまう大きな要因になります。爪をカットする際はできるだけ爪切りの利用は避け、ネイルファイルを使うのがおすすめです。爪をしっかりと削る必要があるので、先ほど紹介した100〜150グリッドのエメリーボードを使うと良いでしょう。

 

長さは好みで構いませんが、おすすめしたいは先端の白い部分が爪全体の1/4〜1/3になる長さです。指の裏から見て、爪が2〜3mm見えているのが目安になります。短すぎると爪の神経にまで負担を与えてしまうので、削りすぎには注意してください。

 

▶キレイに整えるポイント!
ネイルファイルで爪の長さを削るポイントは、一方向にだけ動かすことです。ネイルファイルを往復させると、爪を痛めてしまう恐れがあります。このステップで、自分がしたい形に近づけるように削っていきます。

 

スクエアオフはサイドが真っ直ぐなのでサイドの削りすぎに注意しつつ、仕上がりの形をイメージしながら削ります。サイドを削る際は、エメリーボードを指に対して平行に真っ直ぐ当てるようにしましょう。指の腹を押さえながら削ると、簡単に削ることができますよ。

 

④爪の先端が一直線になるように削る

スクエアオフの大きな特徴は、先端が直線になっていることです。ある程度形が削れたら、先端が真っ直ぐになるように形を作っていきます。

 

キレイに整えるポイント!
ネイルファイルが爪に対して垂直になるように当てると、上手に削ることができます。先端が真っ直ぐになるまで、形を見ながら慎重に削ってください。細かく刻むように削るよりも、長めのストロークで削ると楽に削れます。

 

⑤爪の角が若干丸みを帯びるように削る

③でサイドを真っ直ぐ、④で先端を真っ直ぐ削ったので、先端に角ができている状態です。これは「スクエア」の形なので、スクエアオフにするために角を丸く削っていきます。

 

▶キレイに整えるポイント!
角を削る際は、ネイルファイルを爪に対して45度の角度に当てるのがポイントです。角を削りすぎるとサイドにまで影響して「ラウンド」になってしまうので、仕上がりをイメージしながら少しずつ削っていきましょう。サイドから先端につながるように削ると良いですよ。

 

⑥甘皮処理をする

甘皮とは薄い皮膚のことで、爪の生え際にあります。甘皮には雑菌が爪に入るのを妨げる大切な役割がありますが、余分な甘皮を残すと爪が乾燥する原因にもなります。そのため、不要な甘皮は処理しなければいけません。

 

甘皮を処理するには、爪と同じく柔らかくする必要があります。②で浸していた指が乾いていたら、もう一度お湯につけて柔らかくしていきましょう。

 

ウッドスティックの先端にコットンを巻き、柔らかくなった甘皮を押し上げていきます。根本の部分は円を描くようにくるくる回すと、甘皮をキレイに取ることができます。コットンは適度に新しいものに変えてくださいね。

 

⑦爪の表面を整える

最後の仕上げとして、爪の表面をピカピカにしていきます。まずは、スポンジファイルと呼ばれる180~240グリッドの柔らかいネイルファイルで、爪の表面をスムースにしていきます。そのあと、シャイナーと呼ばれる1,000グリッド以上のネイルファイルで表面を磨き上げて完成です。

 

▶キレイに整えるポイント!
どちらのネイルファイルも、エメリーボードと同じように一方向に動かすことがポイントです。ネイルファイルの角度は、爪に対して平行に当てましょう。

 

⑧爪の保湿をする

爪の形を整えたあとは、爪の保湿をして完成です。ネイルオイルやハンドクリームをしっかり爪に塗り込みましょう。ネイルオイルは揮発性が高いため、ネイルオイルの上にハンドクリームをすると、より保湿効果が高まります。

 

まとめ

スクエアオフとは、角が丸い四角形をしたネイルのことです。スクエアオフは、以下の理由で人気があります。

 

  • 爪が細長く見える効果がある
  • 他の形よりも爪の強度が高い
  • おしゃれさが増す

 

そんなスクエアオフですが、このような特徴もあるので注意しましょう。

 

  • スクエアオフとアークスクエアは形が若干異なる
  • 慣れるまで時間がかかるかもしれない
  • 間を要する可能性がある
  • 形を整えるが難しい

 

スクエアオフへの整え方はこの手順がおすすめです。

 

  1. 必要な道具を揃える
  2. 爪を柔らかくする
  3. 伸びきった爪を切る
  4. 爪の先端が一直線になるように削る
  5. 爪の角が若干丸みを帯びるように削る
  6. 甘皮処理をする
  7. 爪の表面を整える
  8. 爪の保湿をする

 

キレイに整えるポイントを参考にすると、初心者の人でも失敗せずに行うことができますよ。この記事でスクエアオフが気になったら、ぜひ試してみてくださいね。

 

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