好きな色やデザインを施し、指先を綺麗に彩るネイルは、見ているだけで気持ちやテンションを高めてくれます。ご存じの方も多いですが、ネイルは手の指だけでなく足の指でも楽しむことも可能です。
フットネイルは、ネイルサロンでもセルフでも行えます。仕上がりにこだわりたい人にはネイルサロンがおすすめですが、ネイルサロンに行く時間や手間を省きたい人はセルフで仕上げましょう。
セルフでフットネイルをするなら、ワンカラーのデザインがおすすめです。今回は、ワンカラーのフットネイルのおすすめポイントや綺麗に仕上げるコツ、おすすめのカラーなどを紹介していきます。
そもそもフットネイルとは?
フットネイルとは、足の爪に塗るネイルのことです。おしゃれ女子は、メイクにファッションもバッチリ決めて、ネイルにも手を抜きません。そして、手の爪だけでなく足の爪のネイルまで気にかけていることが多いです。フットネイルは、おしゃれ好きな女子の間ではもはや定番のネイルといえます。
フットネイルには、ジェルネイルとペディキュアの2種類があります。ジェルネイルの特徴は、艶やモチが良いことです。カラーが剥げておしゃれが台無しになってしまう、といったこともありません。マニキュアが乾くのを待たずに済むので、仕事や家事が忙しい人にもぴったりです。
足の爪にマニキュアを塗るペディキュアの特徴は、特別なアイテムが不要なことです。ジェルネイルにはUVライトが必要不可欠ですが、ペディキュアはマニキュア一本で気軽に楽しめます。
ワンカラーで塗るフットネイルのおすすめポイント
フットネイルを始めてする方もそうでない方も、フットネイルにはワンカラーがおすすめです。まずは、ワンカラーのフットネイルのおすすめポイントを見ていきましょう。
サンダルから覗くネイルがおしゃれで可愛い
夏になるとサンダルで出かけることが多くなりますよね。サンダルから見えるフットネイルの艶々なカラーは、足元を華やかに美しく演出してくれます。爪先がしっかり見えるサンダルはもちろんおすすめですが、オープントゥのサンダルでフットネイルをチラ見せするのも、こなれた感じに見せることができます。
デザインなどを入れるのも可愛いですが、フットネイルは手の爪とは違って、近場で見られる機会が少ないです。そのため、ワンカラーで仕上げても足元を洗練されたおしゃれな雰囲気にできます。
サンダルのカラーに合わせて、フットネイルカラーを選ぶのもおすすめです。例えば、黒のサンダルを頻繁に履く人はベージュなどのヌーディーカラーを合わせることで、大人っぽい印象にできます。パキッとした原色系のカラーを使うと、足元を目立たせておしゃれ度を上げられます。サンダルとの組み合わせを考えることで、デザインなしのワンカラーでもこなれた印象に見せることが可能です。
セルフネイルしやすい
ネイルサロンに行くのはお金がかかるため、フットネイルをセルフでやってみたいという人は多いのではないでしょうか。フットネイルは左右の手を自由に使えるので、セルフネイルにぴったりです。
デザインがいらないワンカラーを選ぶことで、スピーディーにセルフネイルを楽しめるところも魅力の1つです。セルフネイル初心者の人は、ワンカラーのフットネイルから始めてみてはいかがでしょうか。
セルフでフットネイルを行うときには、必要な道具を手元に準備しておきましょう。一度ネイルをしてしまうと完成するまで動けなくなってしまうので、事前の準備が重要です。
薬指や小指などの小さい爪にも塗りやすい
足の薬指や小指はサイズが小さいため、セルフネイルでデザインするのはハードルが高いです。しかし、ワンカラーの場合は一色に塗るだけなのでセルフネイルも簡単に行えます。筆の大きさにもよりますが、人塗りで簡単に仕上げることができるのが、ワンカラーフットネイルの大きな魅力です。
簡単に塗ることができるので、色ムラや筆跡がつきにくいのもワンカラーフットネイルのポイントの1つです。慣れてくるとよりスピーディーにフットネイルを仕上げられるので、頻繁にカラーチェンジをしておしゃれを楽しむことができます。
足が綺麗に見える
デザインなどが凝っているネイルは、ついつい見惚れてしまいますよね。パーツやデザインなどを使ったフットネイルも素敵ですが、シンプルにワンカラーで仕上げたフットネイルは、足元を綺麗に見せる効果があります。すっきりとした印象に見えるため、大人っぽさやこなれた感を演出することもできます。
綺麗にワンカラーが塗れているフットネイルは、周りの視線も集中するでしょう。仕上げのオイルを塗るときは、足の指などにも丁寧に塗ってあげることで、さらに足元やフットネイルの綺麗さがアップします。
ワンカラーで塗るフットネイルを綺麗に仕上げるコツ
魅力たっぷりのワンカラーをさらに綺麗に仕上げるためには、コツが必要です。初心者でも取り入れられるものばかりなので、綺麗なフットネイルに仕上げたい人は、ここでご紹介する5つのコツを参考にしてください。
甘皮処理を必ず行う
ハンド・フット問わず、ネイルをする前には、甘皮処理が必須です。甘皮処理を行うことにより、フットネイルをより綺麗な仕上がりにできます。
甘皮処理には、以下の道具が必要です。
- お湯
- プッシャー
- ネイルニッパー
いずれの道具も100円ショップやドラッグストアで売られているため、簡単に手に入れることが可能です。
フットネイルの甘皮はハンドよりも硬くなっていることが多いので、お湯を使って足の指先をふやかしてから処理を行いましょう。爪のサイドの皮膚が硬くなっている場合は、ネイルニッパーで優しく取り除くと綺麗に仕上がります。
爪表面の凹凸部分をできるかぎりなくす
足の爪表面の凹凸を残した状態でワンカラーを塗ってしまうと、フットネイルも凹凸のある仕上がりになってしまうので、事前にスムースな状態にする必要があります。
まずは爪の表面に凹凸がないかチェックし、凹凸があればネイルファイルを使って爪の表面をなだらかに整えていきましょう。ネイルファイルは、粗いものを使ってしまうと表面を削りすぎてしまう可能性があるので、180〜240グリットのものがおすすめです。
どうしても凹凸がなくならない場合は、無理に削らずにベースジェルを使いましょう。ベースネイルでへこんだ部分を埋めることで、表面を綺麗に段差なく仕上げることが可能です。
両サイドの塗り残しに気をつける
フットネイルで注意したいポイントは、両サイドの塗り残しです。表面からしか爪を見ていない場合、両サイドを塗り残す可能性が高くなります。せっかく綺麗に仕上げたフットネイルも、サイドの塗り残しがあると、横から見たときに見栄えが悪くなってしまいます。
フットネイルを行うときは、さまざまな角度から爪を見ることが重要です。爪のサイドを塗る際は、皮膚を手でしっかりと下げると綺麗に塗ることができます。爪表面・サイド問わず、色ムラや筆跡が表面に残らないように丁寧に塗っていきましょう。
綺麗にワンカラーを塗るコツは、力を入れすぎないように筆を動かすことです。根元側に筆を置いたら、スーっと優しく引っ張るようなイメージで塗っていくことで、綺麗なワンカラーに仕上がります。
清潔に保つケアを怠らない
綺麗な足元を演出するには、フットネイルだけでなく保湿のケアも重要です。特に足先は乾燥しやすく、ガサガサになることが多いです。フットネイルが綺麗なのに、その周りの皮膚が乾燥していると、おしゃれも台無しになってしまいます。
足のケアには、ネイルオイルが有効です。足を水で洗って清潔な状態にした後で、ネイルオイルを爪の根元に垂らしマッサージするように浸透させましょう。足の甲やかかとには、ボディクリームが効果的です。好きな匂いのものを使うと、気分も高まります。
足先のケアをすることで、フットネイルの魅力がさらにアップします。時間があるときには、美容成分の入った足用のパックなどのスペシャルケアを行うと効果的です。
二度塗りをする際は完全に乾かしてから塗る
ペディキュアの場合、発色をよくするために二度塗りする人も多いのではないでしょうか。
二度塗りをする際は、最初に塗ったペディキュアが完全に乾く前に塗ると、よれて表面がぐちゃぐちゃになってしまいます。二度塗りには時間がかかるため、速乾性の高いネイルを使うのがおすすめです。
マニキュアが乾いたことを確認するときは、息を吹きかけてみましょう。表面の膜が震える場合は、生乾きのため二度塗りのタイミングではありません。
フットネイルにおすすめのワンカラー
ここからは、フットネイルにおすすめのワンカラーを5色紹介します。選ぶカラーによって印象が変わるので、自分にぴったりなカラーで足元のおしゃれを楽しみましょう。季節によってカラーを選ぶのもおすすめです。
赤色のフットネイル
肌のカラーやトーンを選ばず、どんな人にも似合う万能カラーの1つが赤色です。さまざまなファッションに合わせやすく、どのカラーにしようか迷ったときには定番の赤色のフットネイルを候補にしてみましょう。
冬の季節には少し暗めなえんじ色などにすることで、レディーライクな足元を演出できます。ファッションが暗くなりがちな冬場にあえて華やかな赤色のフットネイルをすることで、大人っぽく洗練された印象に仕上がります。
青系のフットネイル
青系のフットネイルは、爽やかでクールな印象に見せることができます。クールな女性を演出したいときには、青系のカラーがおすすめです。青系のくすんだカラーにすることで、落ち着いた雰囲気を演出できます。
青系のフットネイルは夏におすすめのカラーです。青空や海をイメージできるカラーにすることで、夏の足元を爽やかに決めてくれます。夏気分を上げたいときには、青系のフットネイルにしましょう。
ピンク系のフットネイル
ピンク系のフットネイルは、可愛らしい印象に見せることができます。ナチュラルなピンクはさりげなくキュートな印象に見せてくれ、ビビットなピンクはガーリーで明るい印象に見せてくれます。
ピンク系のカラーは、季節に関係なく合わせることができるのも魅力の1つです。さまざまな場面で使えるカラーなので、オフィス勤務の方や主婦の方など、控えめだけど可愛く仕上げたい人にもおすすめのカラーです。2022年のトレンドとしてもよく取り上げられているため、今っぽいカラーにしたい人はピンクを取り入れてみましょう。
緑系のフットネイル
緑系のフットネイルは、個性的で周りと差をつけたいときにぴったりなカラーです。周りと被りたくない人は、ぜひ緑系のフットネイルをしてみましょう。
緑系カラーのトーンを変えることで、印象が大きく変化します。ミントグリーンのような爽やかで優しいカラーは、春の装いにマッチし、暖かくなる季節と相性抜群なカラーです。深緑のようなこっくりとしたカラーは、ミステリアスな雰囲気を演出できるので、いつもと違う自分になりたいときにおすすめです。
黄色系のフットネイル
黄色系のフットネイルは、元気で明るい印象を与えます。黄色系にはさまざまなトーンがあるため、落ち着いた印象にも派手な印象にも仕上げることができます。日本人の肌に似合いやすいのも特徴です。
蛍光の黄色であれば、弾けるような印象で夏の暑い時期にぴったりです。日差しの強い夏に、足元から派手に仕上げることができます。くすみ系の黄色であれば、洗練された落ち着いた印象に見せることができます。秋のアンニュイな気分には、くすんだイエローがおすすめです。
まとめ
足元のおしゃれを楽しむフットネイルは、ワンカラーを選ぶことでハンドよりも簡単にセルフネイルを楽しめます。ワンカラーのフットネイルをおすすめする理由は、以下の4つのポイントです。
- サンダルから覗くネイルがおしゃれで可愛い
- セルフネイルをしやすい
- 薬指や小指などの小さい爪にも塗りやすい
- 足が綺麗に見える
普通に塗ってもおしゃれ度が高まるフットネイルですが、以下のポイントに気をつけるだけでさらに綺麗な仕上がりになります。
- 甘皮処理を必ず行う
- 爪表面の凹凸部分をできるかぎりなくす
- 両サイドの塗り残しに気をつける
- 清潔に保つケアを怠らない
- 二度塗りをする際は完全に乾かしてから塗る
今回は定番の6つのカラーを紹介しました。自分のスタイルにあったカラーを選んで、素敵なフットネイルを楽しみましょう。